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エンジニアと椅子

Photo by: Kimiya Sato

ごあいさつ

はじめまして。イノーバ入社六ヶ月目のやきとりです。ミディアムレアのレバー串が好きです。

さて皆様。唐突ですが、椅子、座ってますか?椅子はオフィスで働く者にとって無くてはならないものですよね。オフィスワーカーは、その人生の 1/3 を椅子の上で過ごすという話もあります。本日は、我々にとって無くてはならない「椅子」をエンジニア目線で見ていきたいと思います。

何故エンジニアはいい椅子を求めるのか?

エンジニアは一度集中してキーボードを叩き始めると脇目も振らず叩き続けます。そんな状態のエンジニアは何があろうとキーボードから手を離したくないものなのです。ですが、ひたすらに同じ姿勢でキーボードを叩き続けていると、どうしても身体のどこかに負荷がかかってきます。そして、一度姿勢を変えるなり、身体を伸ばすなりせざるを得なくなってしまうでしょう。

これが、これこそがエンジニアにとっては致命的なのです。その姿勢を変えるための1秒が、エンジニアの生産性を大きく左右します。ああ、なんということでしょう。斜張橋のケーブルの如くピンと張っていたエンジニアの集中力は、姿勢を変えるためのたった1秒のせいでぷつりと途切れてしまいました。

その魔の1秒を出来る限り発生させないためにはどうしたらよいか。答えは実にシンプルなものでした。出来る限り長く同じ姿勢を続けられる椅子に座ればいいのです。エンジニアはいい椅子に座ることによって長く同じ姿勢を続けられると信じています。故に、エンジニアはいい椅子を求めるのです。

他にも座る時間が長いから腰痛対策に、とか色々ありますが、まあそんな感じです。

私の椅子履歴書

いい椅子とは何か?その答えは人によって千差万別となるでしょう。

故に私は皆様にこれがいい椅子である、と提示することは出来ません。ですが、あくまで私の感想という形でお届けすることは可能です。というわけで、これまで私が座った椅子達をご紹介しようと思います。

1. オカムラ Baron

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画像引用元:Baron (バロン)|オフィスシーティング|株式会社 岡村製作所

新卒入社〜半年ほど座っていたのが、このオカムラの Baron です。当時は新卒ですので、当然オフィスチェアに関する知識など微塵も持ち合わせてはいませんでした。ですが、この椅子が素晴らしいことにはすぐに気が付きました。それはリクライニングをしたときのことです。私はその滑るような感覚に衝撃を受けました。更に、なんということでしょう、座面もリクライニングに合わせて動いているではありませんか。そう、 Baron の座面はリクライニングに合わせて前後にスライドするのです。新卒の私には勿体無い位いい椅子だったと言えるでしょう。座り心地は非常に良いものでした。

2. オカムラ Contessa

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画像引用元:Contessa (コンテッサ)|オフィスシーティング|株式会社 岡村製作所

新卒入社後半年ほどして私は異例のスピード出世によりオカムラの Contessa を与えられました。ただ単に余っていたのを勝手に使っていたという説もあります。

Baron も素晴らしい椅子でしたが、Contessa は私にとってより素晴らしい椅子でした。私が感じた Baron と Contessa の大きな違いは、ホールド感です。言語化することは難しいのですが、しっかりとはまる感じが Contessa には確かにあったのです。Contessa は私がイノーバに転職するまでずっとお世話になった、私の腰の一部のような椅子でした。

3. 椅子暗黒時代

私の椅子暗黒時代はイノーバへの転職によって訪れました。当時のイノーバの椅子環境はというと、「座面にクッションがついていればいい方」というレベルでした。私は木の座面にペラペラの人口皮革を貼り付けた椅子に座っていました。Contessa とのギャップは凄まじいもので、これは最早人権侵害なのではないかと毎朝出社する度に思ったものです。

人が急激に増えて椅子の供給が間に合わなくなった際には、「会議を短くするために長く座りたくない椅子を」という理由で購入された椅子がエンジニアにあてがわれるという、凄惨な自体も発生しました。あの時期は「目の前のファミレスで仕事したい」が口癖でした。

しかし、転機が訪れます。

4. ハーマンミラー Aeron Chair

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皆様御存知の Aeron Chair です。まさに自分が使っているものを撮影しました。イノーバは2014年秋頃に引越を行い、その際に椅子をほぼ全てリプレイスしたのです。そして、エンジニアに対しては Aeron Chair が漏れなくあてがわれました。

Aeron Chair には「姿勢を正してくれる椅子」という印象を持ちました。座面の背中寄りが窪んでおり、かつ背もたれが背中に沿った曲線を描いているため、深く座るだけで自然と背筋が伸びた姿勢となります。この点は、これまで挙げた椅子では顕著には感じなかった部分だと個人的には思っています。また、私はこれまで座面がクッションのものにばかり座っていたため、それがメッシュである点も他の椅子とは異なります。私としては通気性の面でメッシュの方が好みですね。

まとめ

これまでつらつらと私の椅子履歴書をご紹介してきました。最初に述べた通り、私にはこれがいい椅子である、と皆様にご紹介することは出来ません。が、生産性向上のために椅子に目を向けてみてはどうでしょう、とご提案することはできます。

社内にエンジニアが居る方。エンジニアがやたらとストレッチをしたり、椅子の上でもぞもぞしていたりしませんか?それを見過ごしてはいけません。いい椅子を与えて一秒でも長くエンジニアを椅子に縛り付けるのです。

そうすればきっとエンジニアは素敵な何かを作り出してくれることでしょう。

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著者やきとり

ハツが好きです。でも白レバーの方がもっと好きです。

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